羽毛製品の品質と選び方

羽毛の種類

鳥は大別すると水鳥と陸鳥に分けられ、羽毛製品はガチョウ(グース)やアヒル(ダック)など、水鳥の羽毛が使用されています。
これは水鳥がダウンを備えているのに対し、陸鳥はダウンを備えていないこと。
また、水鳥のフェザーは立体的な構造をしているため、かさ高性や保湿性に優れているのに対し、陸鳥のフェザーは平面的な構造をしているめ、保湿性や弾力性に乏しく、さらに吸湿・発散性にも劣るなどの理由によるものです。
水鳥が極寒地でも凍てつくことなく棲息できるのは羽毛の働きによるものです。

 

品質表示

平成9年の繊維製品品質表示規定の改正により、ふとんの詰め物の表示については、羽毛ふとんの中身の羽毛(ダウン、フェザー、その他の羽毛)表示します。
ダウンの%は、水鳥羽毛100%の内、ダウンが何パーセント含まれているかを示しています。
ダウン率表示の許容誤差は、家庭用品品質表示法で±5%までと定められています。

 

羽毛製品の選び方

●購入前のチェック
羽毛ふとんを購入される場合は、お買い上げ前に次のような点をチェックしましょう。


・表示を見る
品質表示と価格/ダウンやフェザーの含有率に対して価格は適当か
羽毛量
サイズ
側地の素材
メーカー名・連絡先
製品の取扱い方法
日本羽毛製品協同組合の推奨するマーク等がついているか
保証書の内容

・押す
押してみて手を離した後、ふんわりと元に戻りますか。

・臭いをかぐ
いやな臭いはしませんか。

・たたく
ホコリは出ませんか。

・製品を見る
羽毛の噴き出しはありませんか?縫い目はまっすぐですか?

※ これらの点をを確認できない店での購入は避けた方が無難です。

 

●羽毛ふとんのの品質と価格

・適正ダウン率と価格の目安
羽毛ふとんの原価の中で、一番大きな割合を占めるのはダウンです。
ダウンとフェザーを比較するとダウンのほうが高額となります。
これはダウンに希少価値があるためで、ダウン率が高いといって、よい製品であるとは限りません。
ダウン率が高くなると、肌触りは良くなりますが、羽毛ふとんに必要な基本的性能に大きな差はありません。
ですから、いたずらに高いダウン率のものを求める必要はないといえます。

・ダックとグース
ダックとグースでは、グース羽毛のほうが市場で高く取引されています。
これは、グースのほうがダックより体が大きいため、ダウンボールもそれと比例して大きくなり、羽毛製品に詰めた時に、ふっくらとしたふくらみが出るからです。
しかし、ダックもグースも食肉用に飼育されていますので、若鳥のうちに屠殺して肉をとることも多く、完全に生育していない鳥の羽毛も当然市場には出回っています。
このような羽毛は弾力性がなく、ふくらみもないので、保温力が劣ってしまうのです。
ですから、飼育期間の不足したグースよりも、十分成熟したダックのほうが優れた品質を保つこともあり、必ずしもグースよりダックが劣るということはありません。
またグース表示しているのに、ダックが入っている製品もみられるようです。
表示だけでなく、実際の製品のふくらみもチェックする必要があります。


仕上がり品の品質基準

寝具と眠り

羽毛製品の品質と選び方

研修会の様子

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